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段ボール用紙の種類

段ボールの原紙は、段ボールの裏表面に使用するライナーと、段繰りを行って裏表ライナーを一定間隔で指示するための、中芯原紙にわけられます。

段の種類

段ボールは、波のように成型された段構造をしています。段の種類（フルート）は、波の大きさからA、B、C、E、F、Gに分けられています。

段が最も高く、段の数は最も少ないもので、耐圧強度の強いものです。ただし段のピッチが粗いので部分荷重に弱く、比較的軽量で容積の大きい商品の包装に適しています。 段の高さが低く、段の数が多いもので、比較的重く硬い内容品の包装に適し、缶詰類、瓶詰類の包装に使用されています。 物性的にはAフルートに近く、日本では複々面段ボールのみに使用されています。 薄くて硬い段ボールで、白板紙よりも強度的に優れているため、紙器の分野に属する内装用として使用されています。

段ボールの種類

段ボールは、段繰りした中芯とライナーを貼りあわせた片面段ボール、段繰りした中芯の両側にライナーを貼った両面段ボール、2種類または3種類の段を貼りあわせた複両面段ボール、複々両面段ボールがあります。