活動報告

事業報告

新春セミナー・新年会


東京紙器工業組合は1月30日、東京・台東区の上野精養軒で「新春セミナー・新年会」を開催した。

セミナーでは二和印刷㈱社長の堀野朝広氏を講師にむかえ、「感動を与えられるもの
づくり」をテーマに講演が行われた。

午後5時半からは新年会が開かれ、組合員・賛助会員・関連企業など多数が参加し、
懇親を深めた。


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特別セミナー


東京紙器工業組合は9月22日午後1時30分から、東京・墨田区の両国第一ホテルで、
「インボイス制度および電子帳簿保存法」をテーマにセミナーを開催した。


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第65回通常総会


東京紙器工業組合は5月24日、東京・台東区の浅草文化観光センター大会議室で
第65回通常総会を開催した。

委任状出席も含め、法定数を満たしていることが報告され、令和3年度事業報告・決算報告、令和4年度事業計画・収支予算案など、全提出議案が満場一致で承認された。

任期満了に伴う役員改選では、山崎康成理事長が再選された。


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理事会

令和5年度第1回理事会

東京紙器工業組合は6月22日午後3時から、中央区新富の日本印刷会館で第1回理事会を開いた。

3委員会の今後の事業展開と後期技能検定(印刷箱製箱、印刷箱打抜き、貼箱製造)のスケジュール、段ボール印刷用インキ色の集約などについて審議した。
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令和4年度第6回理事会

東京紙器工業組合は4月25日、東京・台東区の浅草文化観光センターで第6回理事会をひらき、第66回総会の全提出議案を承認した。

新年度事業計画案には、3委員会の事業推進も盛り込まれた。


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令和4年度第5回理事会

東京紙器工業組合は2月17日、浅草文化観光センターで第5回理事会を開き、3委員会 (印刷紙器、貼箱、段ボール箱)の設置を決め、3委員長がオブザーバー出席し、今後の事業活動を話し合った。


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令和4年度第4回理事会

東京紙器工業組合は11月16日、台東区の浅草文化観光センターで第4回理事会をひらき、2023年1月の新年会+講演会の開催を決めた。

新年会は2023年1月30日、上野精養軒で講演会を兼ねて行われることになった。


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令和4年度第3回理事会

東京紙器工業組合は第3回理事会で、年度内にあと2回のセミナー開催を決めた。
「ハコの日」のリアル・イベントは今年度開催せずに、1月下旬に「ハコの日」をテーマにしたセミナー+新年会を開催することになった。


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令和4年度第2回理事会

東京紙器工業組合は7月25日午後3時から、浅草文化観光センター大会議室で第2回理事会を開催した。今年度の「ハコの日」イベントについては、開催方法も含め、継続審議となった。9月下旬には、特別セミナー(インボイス制度)を開催することになった。


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印刷機器委員会

2023年度第2回 印刷紙器委員会 納涼会 議事録

日  時 : 2023年 8月 28日(月) 18:30~20:30
場  所 : フランス大衆食堂 ブイヨン本郷3
会  費 : 7,000円
出 席 者 : 組合員13名、ゲスト1名

1.竹前副委員長が司会を務め開会
2.大瀧委員長 挨拶
3.乾杯 有田幸訓 副理事長
4.会食(コース料理+飲み放題 税込み7,000円)
5.紹介 研修委員会 大瀧将聖 委員長
6.ゲスト紹介 (株)研美社 中田逸郎 社長
7.中締め 嶋田広雅 常務理事

【レポート】
印刷紙器委員会も登録メンバーが21名となり、人数も増えたので懇親を深めるために納涼会を開催しました。
場所は本郷三丁目にあるフランス大衆食堂「ブイヨン本郷3」。
フランス料理を洋食店のように気軽に楽しめるお店で、食事が美味しいのも相まって、飲み放題のシャンパンやワインで盛り上がりました。
組合本部からは有田副理事長と研修委員会の大瀧将聖委員長が参加され、交流を深めました。
直前に欠席者が1名出たので、急遽、大瀧敏裕委員長の友人の(株)研美社の中田逸郎社長にご参加いただきました。
(株)研美社さんは、メンバーズカードや会員証などのプラスチックカードを主に製造販売する会社で、最近はスマホを使ったデジタル名刺も開発されていて、楽しい異業種交流となりました。
あっという間の2時間で、嶋田常務理事の中締めでお開きとなりました。
次回例会は、仕事につながるミニセミナーを予定しております。

   
大滝委員長挨拶 有田副理事長�乾杯 納涼会全体
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東京紙器工業組合 印刷紙器委員会主催 第1回セミナー レポート

日  時 : 2023年7月13日(木) 17:00~18:50
会  場 : (株)モトヤ 6階会議室
司  会 : 印刷紙器委員会 副委員長 竹前友勝

1.ご挨拶 印刷紙器委員会 委員長 大瀧敏裕
2.ご挨拶 東京紙器工業組合 理事長 山崎康成
3.講師 (株)小森コーポレーション 開発管理担当プラント付き専任部長
    吉川武志 氏
4.ご講演(60分)
 演 題 : 紙器用デジタル印刷の現状とパッケージ業界への将来性
5.質疑応答
6.(株)モトヤ様からインフォメーション 
 「補助金の活用のお手伝いをします」
7.文化産業信用組合様からインフォメーション
 「印刷関連団体専門の金融機関として、お手伝いをします。」
8.総評 東京紙器工業組合 副理事長 有田幸則
9.懇親会会場 ごちそう家 ぽん太 八丁堀店  19:00~21:00

【レポート】
去る7月13日(木)に(株)モトヤの会議室において、印刷紙器委員会第1回セミナーが紙器組合から35名の参加で行われた。
竹前副委員長が17時の定刻通りに開会を宣言して、大瀧委員長、山崎理事長のあいさつの後、(株)小森コーポレーションの吉川氏の紹介が行われ、セミナーが始まった。
演題は「紙器用デジタル印刷の現状とパッケージ業界への将来性」で、長年(株)小森コーポレーションで技術部門を歴任した吉川氏が、プロジェクターを使って、印刷業界の市場の推移、最新の機械の紹介へと進んだ。
後半はアナログ印刷とデジタル印刷の違いを、インク被膜のイラストで解説され、それぞれのメリット、デメリットをお話しいただきとても分かりやすかった。
質疑応答では今後デジタル印刷機は紙器・パッケージ業界に増えていくのかと問われ、撤退したメーカーもありまだまだ時間がかかるが、確実に増えていくとのお答えを頂いた。
(株)モトヤ様と文化産業信用組合様の補助金活用のインフォメーションもあり、120分のなか盛りだくさんのセミナーとなった。
懇親会も35名の参加で盛り上がり、盛況のなか竹前副委員長の中締めでお開きとなった。

   
セミナー風景 セミナー風景
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2023年度 第1回 印刷紙器委員会 議事録(要約)

日  時 : 2023年 6月 20日(火) 18:30~19:45
場  所 : 池袋 貸し会議室 スペイシー
出 席 者 : 11名

1.大瀧委員長より印刷紙器委員会の趣旨説明
2.出席者の自己紹介
3.講演会の予定について大瀧委員長より説明  
  ・講師予定:吉川武志氏 (株)小森コーポレーション 開発管理担当プラント付専任部長
  ・講演内容:紙器用デジタル印刷の現状とパッケージ業界への将来性(仮)
  ・日時  :7月13日(木) 17:00より 講演60分+質疑応答20分
  ・会場  :(株)モトヤ様 6階 会議室を予約済み 会場費無料
  ・懇親会 :ごちそう家 ぽん太 八丁堀店 5,500円(税込) 20名程度
4.今後の委員会への要望
5.総評 担当常務理事 嶋田氏


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貼箱委員会

2023年度第3回貼箱委員会

日  時 : 2023年8月24日(水)18:00~
場  所 : KoNA水道橋
参加者 : 

  大木啓稔 (株)泰清紙器製作所   佐藤裕人 (有)佐藤紙器製作所
  遠藤良希 三洋紙業(株)   真家雄二 オーシャンパッケージ(株)
  福島 剛 (株)福島紙器製作所      
  大瀧敏裕 大瀧印刷紙器(有) 嶋田広雅 (株〉嶋田紙器製作所

順不同

【議題】
・報告
 第2回貼箱委員会について

・協議事項
 1.講演について
  講演「MQ会計で会社の見える化」
  講師 事業継続研究所 京盛眞信氏
  日時 10月18日(水)18:00~
  会場 モトヤ東京本社 6階 会議場
      104-0032 東京都中央区八丁堀4-5-5
  資料 別紙

 2.今後の事業予定
  ・10分間プレゼン  (自社の取組、設備、主要産業等)の実施 
   直近次回第4回より (株)福島紙器製作所 福島剛氏 予定
  ・貼箱検定について 
   学科2024年1月 実技2023年12月 2024年2月
   知識と技量の共有、またその教育の標準化・マニュアル化の模索
   そして 業界の底上げへ
  ・活動報告、議事録、講演等の案内の外部への発信方法
  ・今後の工場見学・講演会等の提案

3.その他
  ・自社、自身の10年前から現在、そして10年後へ展望

・次回委員会日時
 9/28 (木)18:00~   KoNA水道橋にて

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2023年度第2回貼箱委員会

日  時 : 2023年7月20日(水) 18:30~20:30
場  所 : KoNA水道橋
参加者 : 

  嶋田広雅 (株〉嶋田紙器製作所
  畠山輝彦 畠山紙器印刷(株)
  大木啓稔 (株)泰清紙器製作所   飯田剛弘 (有)飯田紙器製作所
  小嶋拓也 (有)加藤紙器製作所   佐藤裕人 (有)佐藤紙器製作所
  多根朋英 (有)丸二   近藤修司 (株)富士紙器印刷
  遠藤良希 三洋紙業(株)   真家雄二 オーシャンパッケージ(株)
ob. 篠原永次 (有)吾妻紙工 ob. 大瀧敏裕 大瀧印刷紙器(有)

順不同

【議題】
・報告
 1. 第1回貼箱委員会について
 2. 全国貼箱ネットワーク(広島)について、畠山氏

・協議事項
 1.自己紹介
  参加者の氏名、自社の紹介等

 2.講演について
  10月18日(水)18:00頃 開催予定
  会場 未定
  仮『MQ会計で会社の見える化』 
  講師 事業継続研究所 京盛眞信氏 を予定

 3.今後の事業について
  ・10分間プレゼン  ・事業継続強化計画(ジギョケイ)
  ・DX デジタルトランスフォーメーション 紙媒体からの脱却
  ・会員内での共有化
  ・自社課題
   〇騒音問題 〇繁忙期と閑散期、〇社員、パートの関係
   〇年配者と若者 〇仕事+親友+楽しみ 〇古紙廃棄 等

・次回委員会日時
 8/24 (木)18:00~   KoNA水道橋にて

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2023年度第1回貼箱委員会

日  時 : 2023年6⽉14 ⽇(⽔)19︓00~
場  所 : 水道橋 伊勢路
参加者 : 

嶋田広雅 (株〉嶋田紙器製作所
     
大木啓稔 (株)泰清紙器製作所   飯田剛弘(有) 飯田紙器製作所
小嶋拓也 (有)加藤紙器製作所   佐藤裕人 (有)佐藤紙器製作所
多根朋英 (有)丸二   平石泰司 平石紙器工業(株)
畠山輝彦 畠山紙器印刷(株)   福島 剛 (株)福島紙器製作所

順不同

【議題】
・通年事業計画
 1.月1回ペースで委員会を開催する。
 2.場所 時間は 水道橋界隈 18:00~を基本とする(随時変更あり)

・役員分担
 ・ 委員長・会計 大木啓稔(泰清紙器製作所)
 ・副委員長 福島剛(福島紙器製作所)・飯⽥剛弘(飯⽥紙器製作所)
 ・書記 佐藤裕人(佐藤紙器製作所)

・次回委員会日時
 7/20 (木)18:00~   KoNA水道橋にて

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研修委員会のお知らせ

2023年度第5回 研修委員会

【場 所】
KONA水道橋貸会議室

【参加者】
6名

【今月のテーマ】

A.紙製品が環境に良いことのPR活動の一環として、組合保有オリジナル再生資材マークの創出→来年度発行を目標に詳細を詰めていく
B.製紙メーカー様工場見学につき打ち合わせ←優先案件

今月のアクティビティ

丁度FSC認証を取得している参加者が同席しており、FSC認証に関するより具体的な話をしてもらった。

・金銭的な問題:ISO等の維持でもよく噂される維持費の問題。書類審査及びSDGsに関わる取り決め事(例:青年労働搾取防止、再生資源に関する理解や実施要領)は付随するものの、維持費そのものは年間40万ほど(業態規模等に依存して算出される)であるとのこと。案件にも依るがペイ出来ないほどの金額ではなく、小規模業者でも取得のメリットは充分ある。
・大手化粧品・製本関係ではFSC認証案件の比率は年々増加しており、「せっかくの仕事を逃さない」意味合いでも導入に踏み切ったとのこと。営業ツールとしての効力の高さ。
※特にPOP等では時間との勝負であることが多く、予め認証を取得していることは大きなアドバンテージ。未取得業者から頭一つ抜きんでることが可能。
・認証機関の立ち会いがあり、未取得業者に協力してもらう場合は認証業者からの登録と監督が必要になる。(例:取得業者A→打ち抜きB社、貼り加工C社、段ボール業者D社を登録し、発注できる。原料や取り扱いを追跡し、管理する。SDGs項目に関しても周知し、把握してもらう)
・FSC認証の説明が欲しい場合は機関から担当者が来る為、手順等はその場で教えてもらえる。

APP認証
アジア・パルプ・アンド・ペーパー→アジア最大の製紙メーカーでインドネシア・上海に工場を持つ。FSC認証に近い存在。

●製紙メーカー(北越コーポレーション)様見学の案内
紙問屋に仲介してもらい団体で見学。
人数制限が厳しく、5~8人ほどでは些か寂しい。15人~20人ほどが分割で入るかどうかを打診。(物理的にキャパシティが無く、生産機の危険性もあり5人1グループ等で臨みたいとの先方事由の為)
製紙メーカーで工程や製品への理解を深め、より緊密な関係を築けるよう工場見学の主旨、目的を共有する。

ECO・プロダクツ 2023
リンク:https://messe.nikkei.co.jp/eco-pro/
12/6(水~8(金)
東京ビッグサイトにて環境問題関係の取り組み展示会。
組合で見学に赴き、午後から懇親会で話を膨らませて見識を広げるなどはどうか。

次回:暫定9/19(火曜日)同会場予定

研修風景

2023年度第2・3・4回 研修委員会

【場 所】
KONA水道橋貸会議室

【参加者】
3名(オブザーバー+1名)

【今月のテーマ】

紙製品が環境に良いことのPR活動の一環として、組合保有オリジナル再生資材マークの創出(2、3回議事)

直近でのアクティビティ

① 京都開催の全国式青年会→大瀧委員長、小嶋副委員長参加
懇親会等で去年オンラインミーティングをした京都・大阪方面の紙器業者との交流
・他、各地からの参加者もおり、北海道や九州などからの参加もあった。アクセスの良さから愛知方面の参加も多かった。
・30~40代くらいがメインで、全体的に活気はあった。ただ若年層が手薄になっているのは地方も東京と同じ状況の様子。青年会の出席率も課題の一つ。
・東京方面の活動(オリジナルマーク)の周知をし、地方ごとの仕事の入り具合等情報交換、交流することができた。

➁ 公益社団法人 東京グラフィックサービス工業会(通称:東グラ)
・印刷各社との強いコネクションを持ちマッチングやプレゼン活動をする。製本・製版の分野。
・印刷産業青年連絡協議会(通称:印青連)
・FACEとのコラボレーション
・2交代印刷所の見学(印刷工程の理解を深める)
実際にコラボレーションする際、十全にストーリーや明確なビジョンを組み立て、一定数以上の参加者揃えて臨みたい。
プレゼン等は出来るが持ち枠が大きくはないので、理路整然とした内容を提示できるように準備しておく。

③ 北越コーポレーション株式会社(製紙メーカー)工場見学
コネクションのある元担当さんからの提案
・組合を通じて工場見学者を募り、代理店の方にもお声がけして参加人数を増やしていく。原料製造の工程を知り印刷や紙器の見地を深め、同時に製紙メーカーさんのプロポーションになるように話を広げていく。
・製紙連合会
・公益社団法人 古紙再生促進センター(グリーンマークの保有元)
再生資源の啓蒙活動を主とする公益団体。学校や会社等の出張・講習会等も行っている。組合での勉強会等の提案が出来る可能性。

【今後のシナリオ】
製紙メーカー工場見学が直近としては魅力的な特典。こちらで話を広げて参加者を多く募りつつ、他業種組織とのコラボレーションに向けて参加率をアップさせていく。
オリジナルマークは無理に今年中結果を出す必要性はなく、魅力的な研修や組合活動を広めていくことを主軸にする。

研修風景

2023年度 第1回 研修委員会

【日 時】
2023年4月18日(火) 19:00~

【場 所】
KONA水道橋

【参加者】
会場5名リアルのみで開催(ZOOMでのオンライン参加はなし)

【今月のテーマ】

●今期のテーマ決め
2023年度よりO氏が委員長に就任致しました。O委員長の挨拶より第一回研修委員会を開催致しました。O委員長の意向により半年から1年をかけ一つの目標に向けて研修委員会全員で動いていくことになりました。

●目標について
・印刷や紙器のことを全く知らない一般の人には「紙は森林を伐採し、不要になった紙は燃やされて、環境に悪い物なのではないか」というイメージを持たれているかもしれないので、箱・パッケージ紙製品が環境に良いことを一般の方にもしってもらうためのPRをしていく。

●PR方法について
・具体的にテーマを決め統一した展示ブースでのPR
・環境に優しい材料を使って紙製品を作る(ライメックスなど)でPR
・デザイナーさんやデザイン学校の生徒さんとコラボしPR
・公共機関などと連携したPR
などがあげられました。

【講評】
なし

【次回日程】
5月16日 19:00~ 会場 KONA水道橋(リアルのみ)
次回、SDGs(環境問題)に向けてのPRのために具体的な内容をディスカッション致します。

研修風景 研修風景

2022年度 第12回 研修委員会

【日 時】
2023年3月14日(火) 19:00~

【場 所】
KONA水道橋+ZOOM

【参加者】
会場4名 ZOOM2名

【今月のテーマ】
・今期のまとめ 来期のテーマ(予定)決め
 まとめ担当者委員長K氏により、参加者一同一年間を振り返った。
 参加者それぞれの立場の考え方等を意見交換した。

 来期のテーマ(予定)決め担当O氏 次期委員長でもあるO氏は、紙器業界を世間にアピールする活動(展示会)等を研修委員会で・・・
また、研修委員会の出席率UPの為の工夫等を発表
他参加者より工場見学等の意見もあった。

【講評】
I氏から組合の今後の予定などの報告をいただき、O氏の出席率UPの為に関する事にも触れていただいた。

【次回日程】
4月18日 19:00~ 会場 KONA水道橋(リアルのみ)

2022年度 第11回 研修委員会

【日 時】
2023年2月21日(火)

【場 所】
ZOOM・水道橋貸会議室(KONA水道橋)

【参加者】
実地5名+オンライン3名 計8名

【今月のテーマ】
設計の注意点

各業種の設計の注意点、印象深いエピソードを共有し、見識を深める。

・貼箱の設計
ミマキのフラットベッド・カットマシンで作っている。
サンプルから抜型にするにあたり若干の誤差が生じる為、そこを加味して最終製品とする。四面折り込む都合、紙目の優先度は考慮する。
内体にウレタンを使うことで緩衝材としての役割、高級感を持たせるものが多い。昨今はSDGsの観点から以前ほど頻繁には使わなくなったが、依然高級酒のパッケージには最適。
 見積ありきの設計になる為予算によって緩衝材や質感、構造など、どれくらいクオリティとコストを天秤にかけるかという話になる。
① 積層部をタック紙で貼り込むパターンを検討してみたが抜き工程で糊が固着する・カット面からはみ出す為年末は除去作業に追われた。結局は両面テープが無難かもしれないというエピソード。
② 特殊な組み立てを要する箱でセットタイムを1個あたり1分と取っていたが、抜きで感覚が変わってしまい15分ほどかかることに。結局型修正し、可能な限り時間を切り詰めた。抜きとサンプルとでの仕上がりの違いを痛感したエピソード。
内体に使うチップボールの号数も幅広い。予算によって厚くしたり薄くしたりするほか、高級感を高めたいと厚くすることもある。マシンの得意な斤量もある。

・パッケージの設計
サンプルを数点、最終製品を抜型の流れは共通。スリーブタイプのものはコンマ数ミリの違いが仕上がりに如実に出る為、細心の注意を払う。
カットマシンに面板機能があり、一枚目で面板を作ることで筋押しを強く押せる。
基本的にサイド張り品物は罫線に逆らうように紙目を取るが、これは段ボールの品物と真逆。(段ボールは縦方向の段目を優先し積み込み時の剛性を担保する為)
業種によって(ひいては用途によって)考え方が違うことを想像しながら紙目を設定するのが肝要になる。
自分の業態の通念にとらわれず広い視野で考えていきたい。

・設計にまつわる警戒ポイント
3つの事例を表示しながら解説。
① 図面とイラストを取り違えるパターン。設計というよりは抜型の領分。図面上必要な開孔などをイラストレイヤーと混淆した状態で作業し、誤って削除したりするときに発生する。開孔の手直しに追われることになるほか、刷り直しもあり得る。
② 図面が途中工程の物になる「先祖返り」パターン。客先デザイン、刷本、抜型全てが破綻する要注意エラーの一つ。設計者と担当営業、デザイナー、抜型が認識を共有していることが肝要になる。ナンバリングは勿論、取り違えが起きないよう不安要素は除外して確実に申し送るなど、石橋を叩いて損はない。基本的に全面的に設計者の過失になる為本議題では最も警戒すべきもの。
③ 図面縮尺が変わってしまうパターン。上記に比べると発生確率は低いが事象が検証しにくく、発生が読めない上、場合によっては刷本全滅になってしまう。基本的に印刷工程で止まるようなものが多いが、数%のズレ程度であれば看過されてしまう危険性がある。送られてきたデータ、これから送るデータの寸法をよく確認し、記述する癖をつけて日頃から予防に努める。

三件のどれも認識のずれによって発生し、「きちんとした申し受け、申し送り」「要点の確認作業」で防げる。多くの作業者の手を渡るものの為、注意を払っていきたい。

【報告と討議事項】
 「レストランショー」(厨房設備機器・飲食・食器類のエキスポ)に出展してみたが、SDGs等が謳われる時流にしては反応がいまひとつといったところ。得るものが無かった訳ではないが、業界そのものが紙器にあまり興味がないような手応え。

【次回日程】
3月21日(3週目火曜日)は春分の日の為3月14日(2週目)で予定。

研修風景 研修風景

2022年度 第8回 研修委員会

【日 時】
2022年11月15日(火) 19:00~21:00

【場 所】
ZOOMオンリー

【参加者】
委員長他3名

【今月のテーマ】
『品質・物損・人身事故防止の取り組み』

テーマ担当A氏により、実際に自社で取り組んでいる事を、より鮮明に表記、解りやすい説明で解説。
各参加者の過去の事故等を発表し、リスクアセスメントに基づいて、危険度・有害性・重篤性・頻度等から改善への優先順位を計った。 
環境を改善するか? 人を改善するか? A氏が実際に改善した例等が発表された。
また、A氏の品質管理における取組も発表
異物混入防止・情報漏洩防止等、細かく解説された。
品質・物損・人身事故それぞれ関連性があり、様々な取組の必要性を学んだ。


【報告事項】
報告事項ではないが、委員長より『通常業務をしながら管理業務をする時間・余裕について』 の問いかけがあり、参加者一同貴重な意見・情報交換された。

【次回会議】
12月20日(火)
オンライン忘年会
場所:ZOOM

2022年度 第7回 研修委員会

【日 時】
2022年10月18日(火)

【場 所】
ZOOMオンリー

【参加者】
委員長他4名

【今月のテーマ】
コロナ禍でも売上、利益を上げていく営業戦略

・現状のアンケート
パンデミック発生前と比べての売り上げは、参加者内での平均は10%~20%減。特にイベント関係の販促品、什器、チケット、SP関連商品等の減少が挙げられた。対してECサイトを通じた通販等の売り上げは好調。いわゆるPCR検査キット・マスク箱等の新たな製品の台頭。
直撃時の冷え込みは最大50%減にも達し、100社余りの関連企業が営業を取り止める事態になった。反面、生き残ることでチャンスが残されているとも捉えられる。

・新規市場の開拓
実物見本をセットにした販促ツールを持ち込む。3%くらいから問い合わせ等の反響がある。
コンサルタントに指導されたものが、既存の顧客にフライヤーを持ち込む。営業と役員で都度展開可能。

・既存客をしっかりと回る。
・マッチングツール 月極制でマッチング企業が関連のありそうな企業同士を引き合わせる。今のところ実入りはないが通常では関われなさそうな業種とのコネクションを持てる。
・ポスティング/フライヤー 取引が薄くなっている企業への案内(営業7人で展開力はある)

・テレマーケティング
マッチングして担当者に入電。営業電話を飛ばす為に名簿をもらう。名簿をもらう段階で支払いが発生するシステム。
フローチャートを作り、上手く関心を持ってもらうように促す。
食いつきが強すぎて嫌がられるとただの迷惑営業電話になってしまう。端的で簡略なプロモーションが肝要。

販促エキスポ(ビッグサイト展開)
簡単なものではなく、こだわった意匠の箱を売り込んでいく。

仕事を簡単に断らない。シンプルだが心象に響く。

・印刷会社との連携
紹介、逆に誘導してもらう。スムーズな流れでイメージアップを測る。営業力の強い企業との連携も肝要。協力会社にも出来る事を増やしてもらう。

・組合を活用する。
・複数の組合、セミナーでの勉強会など。

営業戦略(HP活用)

システム系の業種経験があったため、垢ぬけたレイアウトに刷新した。SNSはTwitterとInstagramを活用。比較的若い層に運営をしてもらう。プレゼント企画等も好調。抽選はしっかり相手の投稿内容を見定めて選んでいる。
ホームページは文字ではなく画像検索で流れてくる。見栄えの良い画像の集客率は侮れない。(プロを起用しているわけではなく、趣味でカメラを使っている職員に担当してもらっているとのこと) サンプルの形態説明にも便利。
・営業で大切なこと
親身な対応
サンプル作りを丁寧にやる。罫線等も雑な会社が多くそこで篩にかけられる。本番に近いものを出して頭一つ抜ける。
営業はスピード感。信頼感。
色んな事に興味を持つ。会話の引き出しを多く持つ。

開発
・段ボールに透明フィルムを貼り付ける梱包材


【協議事項】
セミナーの講師を呼ぶのはどうか?使途予算的にも可能。

【次回会議】
11月15日(火)
テーマ:品質・人身・物損事故防止の取組み(阿部)
場所:ZOOM・会場(KONA水道橋水道橋)

2022年度 第6回 研修委員会

【日 時】
2022年9月20日(火)

【場 所】
場所:ZOOM・会場(KONA水道橋)

【参加者】
全6名

【今月のテーマ】
社員のモチベーション、やりがい

今回のテーマ社員のモチベーションを上げる前に自分たちが社員だとしたら何をモチベーションにして仕事をするかを2クループに分かれ、主に自分が経営者ではなく、社員・パートとして働いた時を想定しディスカッション形式で話し合いました。

・自分の担当した製品が店頭に並んでいた時
・お客様に必要とされたとき
・休日などを楽しみに
などがありました。

その他
・結果を上げ続ける組織とは
・目的、ビジョンと続く一貫性のサイクル
・成果を創り出す在り方
を項目ごとに進行を行いました。

社員のモチベーションを上げるには会社がしつかりと個人の成長を見て、褒めたり評価することが大切になりますが各企業のリーダーは社員・パートを褒めたりすることも大切だとわかっていながらも、なかなか実施できていないのも現状です。
また、社員・パートさん一人一人の仕事量も個人差がございます。その中でもモチベーションがマイナスではなく一人がプラスのモチベーションを持つだけでも会社全体の流れは良くなると思います。


【まとめ】
・社員一人一人のモチベーションを上げるには目的をしっかり定める。
・ビジョンを『明確に具体的に肯定的に』描く
・テクニックではなく社員の皆さんと心と心で繋ぐ

【次回会議】
10/18(火)
テーマ:コロナ禍でも売上、利益を上げていく戦略法・営業戦略
場所:ZOOM・会場(KONA水道橋水道橋)

2022年度 第5回 研修委員会

【日 時】
2022年8月23日(火)

【場 所】
オンラインのみで開催

【参加者】
全9名
京都府紙器段ボール箱工業組合6名
東京紙器工業組合研修委員会3名

【今月のテーマ】
京都府紙器段ボール箱工業組合と東京紙器工業組合研修委員会オンライン交流会
内容----------------------------------------------------------
・テーマを4つ決め30分単位でディスカッション
① 人員募集及び求人状況・賃金相場など(京都)
② 人材確保の方法や従業員教育・生産性向上の施策(京都)
③ 京都独自の紙器需要・土地柄の仕事関連(東京)
④ コロナ禍で社員のモチベーションを高め続ける原動力・取り組み方(東京)

・自己紹介分の作成(事前にPDFで確認)
------------------------------------------------------------------


【人員募集及び求人状況・賃金相場など】
人員募集は、面接会などの会場に応募し面接者を募集する。 コロナ禍の中、あえて人員を募集することにより普段よりも多くの人数があつまり、その中から雇用する。外国人の雇用を行なっている会社様が多くありましたが、外国人の雇用に伴い課題も多くありました。例といたしまして言葉の壁や国柄の問題などがあげられました。各企業で人員募集及び求人は常に求めているが中々人材が集まらないのが現実です。賃金相場などは各都道府県の最低賃金から募集をかけるが時給が3桁と4桁では集まる人や年齢層にばらつきが出てしまうなどがあげられました。

【人材確保の方法や従業員教育・生産性向上の施策】】
多能工などを取り入れているが現状、不慣れな者が作業を行う為トラブルになる場合やリスクがありなかなか現実には至っていない。自己評価表を社員に書いてもらい面接を行う、この時に始めたら最後まで責任をもって社員を見てあげることが大切。
各社今年の夏の暑さ対策は?
スポットクラー/空調服の支給/持ち帰りはダメだがペットボトルの水飲み放題を実施←こちらは好評とのことでした。

【京都独自の紙器需要・土地柄の仕事関連】
観光業/神社/扇子/数珠/和蝋燭などがあげられました。
また、京都に比べ東京は特別土地柄の仕事は少なく、コロナ中で検査キットや医療関連の仕事が増えたことなどを報告いたしました。

【コロナ禍で社員のモチベーションを高め続ける原動力・取り組み方】
・社内全体でのSNSの強化
・社員に格差つけず批判しない
・良い所を褒める
などがあげられました。また具体的に作業効率などを数値化しモチベーションをあげる会社様もございました。

【京都府紙器段ボール箱工業組合活動「組立キッドシリーズの報告】】
紙器を利用した知育玩具を設計。今後自治体に売り込んでいく予定。

【講評:無し】

【次回会議】
9/20(火) 19:00~21:00
テーマ:社員のモチベーション、やりがい
会場:現地会場・水道橋会議室(〒1010061 東京都 千代田区 神田三崎町 2-9-5 TJビル 202号室)・並列でオンライン開催予定

2022年度 第4回 研修委員会

【日 時】
2022年7月19日(火)

【場 所】
水道橋会議室(+オンライン)

【参加者】
委員長他7名(現地6名+オンライン2名)

【今月のテーマ】
他同業者様の業務形態等の情報交換
事前アンケートにより各社特徴・強み・取り組んでいる事や探している協力会社等の発表後、情報交換を図る。

【K氏発表】
・少人数経営+パートの加工業。グルアー、打ち抜き機、断裁機等の機材を入れている。オペレーター1名、作業員流し・検品取り手で1名ずつと、確実な検査体制と長年のノウハウで作業ができる。
調整やセッティング、品質的な判断は従業員が行っているが、パートのモチベーションもあり、作業機械の簡単な操作を教えていきたい。

【K氏発表】
創業60年の立川の会社。従業員は30名程
貼り箱を軸に、箔押し、紙器全般、アッセンブリ、企画設計等幅広く手掛けている。複雑な形状や手貼り加工品も対応。
付加価値の高い商品を取り扱っていきたい。
(機械動画の共有で実際に動いている風景を見せてもらう)
SDGsへの取り組み、SNSを中心としたブランド発信取組み中。ECサイトでオリジナル製品を作成できる。

【I氏発表】
SP(セールスプロモーション)から販促・什器・POP・印刷
セット梱包・デジタルコンテンツ制作・ウェアプリント等
業務内容は多岐に渡る。昨今段ボール関係の事業が軌道に乗り始めた。都心のSP事業部、戸田・浦和のアッセンブリ工場。
印刷関係の機材は特に充実していて、協力会社も含めると紙製品を問わずマルチマテリアルの展開が出来る。

【A氏発表】
従業員50名(うち3割が外国人労働者)、埼玉県の三工場。企画設計・抜型作製・打ち抜き・製函加工を手掛ける。第三工場として大型UVプリンター、3Dプリンターを導入。布製内照看板をはじめとして新規事業を企画から開拓していきたい。

【O氏発表】
創業95年老舗メーカー。足立区で東京23区北方と埼玉にアクセスが良い立地にあり、客層も幅広い。打ち抜き機2台、グルアー2台、インクジェットとkongsbergにより、大ロット、小ロット、印刷の乗せた試作品などにも対応。大手化粧品等の什器は品質も厳格で、ダミーの品質もそれに応えうるものになっている。
近年ムシリ機を導入。型を作る必要はあるが、定期品で効率化を図れる。
現在人材募集中。昨今の求人状況を同業他社でどう対応しているのか話を聞きたい。

【F氏発表】
従業員20名弱。紙器製作・販売・梱包資材販売等手掛ける。
トナータイプの印刷機あり。白・金・銀の特色が印刷可能。
貼り箱等の機材も充実。現在クリーンルーム相当の作業場を構築し、食品包装に着手。また高級感ある仕上がりと低価格を実現したオリジナル貼り箱「FSケース」を開発。
収益と賃金の両立で従業員のモチベーションを上げていきたい。

【K氏発表】
従業員100名弱、板橋の本社と生産工場を所沢・ふじみ野市、山形に持つ段ボールメーカー。主業務は段ボールシート、段ボール箱製造と販売。一般的な段ボールケースほか、特殊形状や用途で付加価値を付けた製品を自社ECサイトで販売中。段ボール製防災ベッド、飛沫防止パーティションなど、市場のニーズを汲み取った新規展開をしていきたい。ECサイトも含め、受注のDX化、さらなるシステム化を検討中。

【Y氏発表】
埼玉に3箇所の事業所、都心に営業所を保有する印刷紙器・ディスプレイ什器メーカー。JapanColor標準印刷認証、FSC(森林管理協議会)認証を取得。デザイン・設計・印刷・打ち抜き・製函と一貫して生産できるのが強み。近日ビッグサイト、販促EXPOに出店。展示会で培ったコネクションは売上3%程に寄与するため、今後も力を入れていきたい。SNSでの展開他、自画像紙製スマホケース等ユニークグッズも開発中。電車の中で二度見されるなど、インパクトは強い。

【連絡事項】
8/23(火) 京都府紙器段ボール工業組合とのZOOMミーティング。4つのテーマでディスカッションする。土地柄、地域性の強い製品展開等の話が伺える良い機会になる。

【講評:Y氏】
多様な業種の仲間たちが色々な新しい事業にチャレンジしている。こうやって仲間内に持ち込んで話し合い、ときに背を押したりしていってほしい。

【次回会議】
8/23(火)京都紙器工業組合青年部交流会 ※Zoomのみ
19:00~

研修風景 研修風景

2022年度 第3回 研修委員会

【日 時】
2022年6月21日(火)

【場 所】
ZOOMによるWeb会議

【参加者】
委員長他、全9名

【今月のテーマ】
「SDGsについて」勉強会 担当:O氏

概要について
・SDGs:持続可能な開発目標=大きな17の目標
・世間はどう捉えているか?

紙器業界でできること
・アンケートより
多少プラスチックから紙へという動きがある。
社内で意識した取り組みを始めている。

・SDGsを意識して使われた素材
ミルダン、バナナペーパー、LIMEXなど

・紙はそもそも環境によい
パッケージ用紙や段ボールは古紙が多く含まれる。
日本は古紙回収率が高い。
製紙原料の木材は管理され植林もして循環させている。
環境破壊ではなく森林を守っている。

・パッケージの環境アピールで売り上げ10倍
古紙配合率80%以上でエコ=通常の板紙で通用する。

・FSC認証について
適切に管理された森林から得た材料が使われている。

以上の内容について、O氏より講演、質疑応答、ディスカッションが行われた。

2022年度 第2回 研修委員会

【日 時】
2022年5月17(火)

【場 所】
ZOOMによるWeb会議

【司 会】
阿部氏

・小嶋委員長挨拶、議長…委員長兼任
・議事録作成者 委員長指名 西脇氏
・出席者 小嶋氏、阿部氏、大瀧氏、福島氏、河村氏、清弘氏、小林氏、
西脇氏、市川氏(オブザーバー)

【今月のテーマ】
業務効率化
時代に合わせた業務のデジタル化や新しいツール等IT活用
担当…清弘氏

事前のアンケートより
各社コロナ下でIT活用、スマホ・パソコンを使用する機会が増し、予算をかけても良い・実際に何かをおこなった等の統計が報告された。
  
・世の中のITトレンド
低価格AI【エッジTPU AI】や、3DCG Unity ゲームを作るシステムが無料でしかも家のパソコンで使用できる!それらを駆使した様々な活用例を観る事ができた。

・DXを自社で!
大企業または団体が、大きなお金を使ってやる!と言うイメージがありがちだが、上記のシステムやツールを駆使し、社内での意見・要望を取り入れ、改善点の優先順位等を決めていけば、必ずしも大金を使わなくても可能である事を知ることができた。

・Miro ワークショップ
参加者が各々の場所で、画像(画面)の中のホワイトボードにコメントをリアルタイムで同時に書き込むことが出来る!ZOOMと併用すれば、相手の顔色もうかがえ、顔見ながらでは言いにくい事も文章で言う事で、秘めていた提案や気持ちを伝えやすくなる。
会議・ミーティング・研修や勉強会に取り入れるべきシステム。

・担当者清弘氏が、上記のアンケートフォームやシステム・ツールMiro等を委員会テーマ遂行にも使用していただいた為、委員一同わかりやすい有意義な時間となった。

【報告事項】
小嶋氏より、京都青年部とのZOOM交流会の日程8/23 19:00~と決定。

【次回委員会開催日】
6/21 18:00~ テーマ【SDGs】
担当:大瀧氏

2022年度 第1回 研修委員会

【日 時】
2022年4月19日(火)

【場 所】
ZOOMによるWeb会議

【司 会】
大瀧氏

【参加者】
小嶋氏、阿部氏、大瀧氏、福島氏、河村氏、清弘氏、小林氏

【今月のテーマ】
人のマネージメント
担当:阿部氏

部下の褒め方・叱り方についての説明があった。
若手社員の退職理由の3位は「人間関係が良くなかったため」。コミュニケーションを円滑に行えば、離職を減少させることが期待できる。コミュニケーションの構造として、言語、非言語コンテクスト(共通の価値観)があり、その根幹に感情がある。その後、具体的な褒め方、叱り方の説明があった。また、パワハラは厚労省により定義が明確にされており、確認を行った。
「スキルの高低」、「意欲の高低」で4種類に分類した場合の接し方の説明があった。

その後、各社での具体的に人間関係でのエピソードの共有があった。

・ チャンスがもらえなかったと不満を持っていた人に、自分が頑張れは必ず評価されると諭し、寄り添って共に頑張った。結果成果も出た。
・ 社内で挨拶を定着させるためにも、社員自己紹介を掲示したらコミュニケーションが活発化した。
・ パート従業員を二人採用したところ、お互い学んだことを共有してくれ、働く意欲も向上した。
・ 新しい機械が納品されたときに、現場とちょっとトラブルになった。事前にコミュニケーションを密にして、現場も前向きに取り組んでもらえたら良かった。
・ 気難しいベテラン社員から若手社員へのパワハラがあった。指導をして二人の関係性は改善したが、多少問題が残った。指導したときに多少感情的になってしまったが、淡々と冷静に処理したほうが良かったかも。
・ 当たり障りのない表面上の会話ではなく、本当の気持ちを心から伝えることにより分かち合えた。

【協議事項・審議事項】
なし

【報告事項】
小嶋氏より昨年実施した京都青年部とのZOOM交流会の予定の説明があった。

【次回委員会開催日】
5月17日(火)
テーマ:業務効率化(IT活用)
担当:清弘氏

2021年度 第12回 研修委員会

【日 時】
2022年3月15日(火)

【場 所】
ZOOMのみ

【今月のテーマ】
2022年度前半取り組んでみたい議題/前年度やり残した議題

各自アンケートに基づき意見を発表。その後多数決で取り組みたい命題を絞り、2022年度前半のスケジュールとする。

①取り組んでいきたい議題

N氏発表【人間関係・信頼】
・管理側になった時、どこまで指示してどこまでやってもらえるか。また、管理者として信頼されているかどうか、いかにして従業員の求心を維持してモチベーションに繋げていくか。人的リソース面でのマネジメント。

F氏発表【リアル工場見学+勉強会(社員参加型)】
・現場の人間の技術/知識/感覚のシェア。参加型を目指していきたい。コロナが落ち着いてきた局面で実行に移していきたい(久しく出来ていないので)

K氏発表【中小企業DX(デジタルトランスフォーメーション)】
・DXについてもっと掘り下げていきたい。営業経験のある方と具体性ある営業戦略について学びたい。

A氏発表【業務効率化 新しいツールの活用】 【他業種業態の情報交換(工場見学)】
・内向的なままで技術の先細りを感じる。デジタルツール問わず 今までと異なるコンテクストや仕事を取り入れていきたい。
少なくなってきた仕事を取り合うような環境にはしたくない。

K氏発表【社員のモチベーション・やりがい】【DX】【与信管理】
・モチベーションの維持・底上げを図りたい。(業務の)評価基準を明確にして会社と従業員が同じベクトルを向いていることを理想にしていく。
DXを活用して新しい基盤を整える。
コロナ下で営業不振の取引先等が散見される。
資産的な危機察知能力をつけたり、管理したりする能力を養いたい。

T氏発表【SDGs(持続可能開発目標)勉強会】
・昨今取り組みが増えてきたSDGs。より詳しく知り、効率よく発信していきたい。

② 挙げられた議題に対するディスカッションとテーマの収斂

K氏:コロナがどう終息するかにも依ると思うが、一度どこかで工場見学は是非行いたい。
F氏:自社の強みをきちんと自覚し、それを伸ばしていきたい。
I氏;実際に集まる場合、組合としてはコロナ関係で明確な線引きは設けていない。(環境・行政判断等)情勢に応じて、といった形になる。
T氏:以前取り上げた各社プレゼンのようなものを定期的にやっていきたい。
K氏:以前紙で管理していた休暇申請をIT/クラウド管理でできるようになった。経理帳票もデジタル保存する義務付けの流れが(中小にはまだ適応されていないが)きている。
O氏:大きな括りになってしまうが、コロナ下でも売り上げを上げていく恒久的な営業。
K氏:会社説明を動画にまとめてプレゼンするのはどうか。3・5分目安~15分では長すぎるかどうか。
O氏:紙とSDGsの関連性はまだ一般に認知されていないので、そのあたりを掘り下げていきたい。
K氏:現状梱包スタッフや配送業者に感染者が発生し、業務に直接影響が出ている。しばらく工場見学は難しいのではないか。
受け入れ側にも多大な負担をかける。
K氏:ひとまずは工場見学以外の議題から決定。

③ 2022年度前半のスケジュールと担当者
4月:類似するセミナーを受けたのでその資料を基に紹介。人の褒め方、叱り方セミナー(A)
5月:IT分野で特に興味深いと思ったものを紹介(K)
6月:SDGs案件で取り扱ったものの話題(O)
7月:業務紹介ビデオクリップの作成と発表(K)
8月:コロナ下での新しい営業戦略(K)
9月:社員のモチベーション・やりがい(F)

④ 一年を振り返って
N氏: (コロナ禍での影響)比較的仕事は戻ってきたが、損失を補填するほどあったわけではない。誠実に業務を回すのも必要だが、待ちの姿勢では厳しいものがある。
できることを増やしていきたい。
K氏:モチベーションをいかに保っていくか。新しいことに飛び込むというのも難しい。自分でできることは何かを考えている。
T氏:売り上げもある程度戻ってきた。会社も人も成長とは一直線ではなく、木々の幹のようなものという話がある。今は幹を太くすることに重きをおいている。良い会社の風土を醸成していき、社員各々の自己実現につなげていきたい。
話は変わるが、講師を呼んでコーチングを実施している。7週目に入っているが、社員の人間関係や心境も変化してきたので続けていきたい。

【報告事項】
来月以降のスケジュールは上記の通り


2021年度 第11回 研修委員会

【日 時】
2022年2月15日(火)

【場 所】
ZOOMのみ

【今月のテーマ】
自分の人生のビジョンについて 担当:河村氏

各自がアンケートに基づいてビジョンを発表した。各自発表後は質問及び意見交換を行った。

N氏発表
・全従業員が責任のある言動・行動をとれるようになること。
・家族・友人と関わって向き合う。下の子供との関りを意識する。

Q:皆にどうやって変わってもらえるように関わるか?
N氏:朝礼の時などの、日々の関りで伝えている。

Q:社員、パートが相談してきたとき、どのような対応をしているのか。
N氏:自分で判断してみましょうと伝える。自分に聞きにくる時点でおかしいことを伝えている。
Y氏:社員の中には、まるなげ質問が多い人もいる。「君だったらどう思う?」といった質問を投げかけて気付いてもらう。

Q:雇用形態がパートだから意識が低いのか?
N氏:雇用関係ではない。
Y氏:パートさん、社員さんを色眼鏡でみないようにしている。

Q:会社での立場や振る舞いのままプライベートでも人と接しているか?
O氏:プライベートでは仕事の話はしない。
Y氏:プライベートでは仕事の話はしないが、奥さんは一緒に働いているので、仕事の話にはなる。

K氏発表
・広げるのではなく深める
・自社ブランドの認知度を高める
・紙製品を扱っているところが盛り上がっていけばよい。
・研修委員会で一つの製品をつくってみたい。

Q:海外について
K氏:自社の技術力を高め、世界に誇れるレベルにしていく必要がある。リサーチが必要。勢いだけではだめだと思っている。
Y氏:海外に出てみたからこそわかることがあるのではないか?参加する意義はあるのではないか。Kさんの立ち位置がどこにあるかが大事。
K氏:反対と言うわけではない。雑なところが気になっている。経営陣と話し合っていきたい。

O氏発表
・社員が幸せになることが大切だと思っている。そのためにはどうすれば良いのかを逆算して考えてビジョンを立てている。
Q:売上と利益をターゲットにしているのですか?
O氏:売上と利益です。社員に分かりやすくするためにその2つにしている。
K氏:社員の幸せを測る調査をしたことがあるか?自社で興味があってやってみようと思っている。

Q:自身の趣味や楽しいことはあるのですか?
O氏:仕事、ジム、PTAの延長の後援会など
K氏:バランスをとるのが大変なのでは?
O氏:いろいろな繋がりが広がってくるので、時間が大変。
K氏:子供が小さいと、友人との時間をつくることがおいそれとできない。
K氏:子供が小さい頃は、朝4時に起きて自転車を乗っていた。
Y氏:PTAをやることで時間はなくなるが、面白いこともたくさんあった。
K氏:Y氏は人前で話すときは緊張するんですか?
Y氏:事前に準備をして臨まないと大変なことになる。結婚式のスピーチなどは1週間前から準備する。

Q:製品開発について
O氏:週に1回会議で製品開発を話す場をつくっている。
K氏:自社でも場をつくっているが、煮詰まっている。
O氏:製品ができてもすぐに売上につながるとは限らない。次に営業がどのように提案するかを考えていく必要がある。

O氏発表
・今100年企業を目指してやっている。今営業専門にやっている社員が定年のタイミングで100年になるので、定年までに自分と新しい社員で営業を引き継げるようにしたい。
O氏:Yさんの将来の夢を教えてください。
Y氏:どこまで年齢的にも通用するのかを試してみたい。どこまでも若い人たち語れるような老人になりたい。

K氏発表
・社員に幸せになってもらいたい。キーワードとして成長を掲げている。自社だけでなく、関わる人たちを幸せにできる会社にする。
・自分のビジョンを考え、紙に書いてる。時々考える時間をつくっている。
メモをとって見返している。修正をかけている。
F氏:自分も成長を掲げている。
K氏:部署ごとにミッション、ビジョンを作成しようとしている。掲げてるのは簡単だが、それを浸透させるのに心を配っている。朝礼などを利用して伝えている。日々の中で伝えていくしかない。
O氏:11月が決算なので、12月に53期を鑑みてとして自分の思いを文書として作成、発表している。部署ごとにやってもらいたいことを作成して、会社全員に発信している。年2回は社員一人一人を呼んで話し合いをしている。
Y氏:各部署に経営理念にちかづくための目標が設定されている。3年後の自分の部署をどうしていきたいかを考えてもらっている。目標の進捗を毎年確認している。

K氏発表
・社長が現場から離れられるようにしていきたい。
・自分自身が仕事以外に勉強ができているか気になっている。
・コロナで自転車レースに参加することが難しくなり、新しいことをやれていないので、新しいことをやってみようと思っている。子供の将来の夢を応援したい。
K氏:パートに現場を任せたことを、ネガティブに捉え、辞めてしまった社員がいた。
O氏:機械は社員でやり、パートはあくまで補助。技術的なことがわかっていないと難しいと考えている。フォークリフトのようなものはパートにもやってもらっている。パートにうまく対応してもらえると効率が良くなる。

Q:仕事とプライベートのバランスについて
K氏:仕事を家に持ち込まず分離している。生きがいをつくらなければならないと思っている。会社にいた方が落ち着くので、仕事がなくなったらやばいと感じた。仕事を以外に打ち込むものを見つけようと思っている。家庭も仕事も円満です。
F氏:ワークライフバランスについては結婚して、子供ができて変わった。バランスをとるように考えている。社員から見ると自分の働き方のバランスをどう見ているかは気にしている。バランスをとっていくことが大事だと思っている。

F氏発表
・自分達が良くなり、業界も良くなることが大事。お互に高めあえれば良い。高収益、高賃金などの数字の具体的な目標を明確にするようにしている。皆の分かりやすい目標にしていくことを考えている。社員がこの会社に入って良かったと思ってもらいたい。オリジナル商品を確立しないと高収益、高賃金にならないと思っている。
・ただ思うだけでは弱い。思い、考え、書いてみる。そして共有していくことが大切。一人一人が高め合い、支援し合うことができると良いと思っている。
Y氏:トップが欲しい利益を決めたらその利益は達成できると思っている。トップの強い想いがあれば実現できる。トップがそう想えば絶対になると思っている。
Q:皆どうやってビジョンや理念、計画を会社に落とし込んでいるか
F氏:経営計画を作成し、共有している。社員自らにも計画に基づいて自ら考えてもらえるようにしている。

I氏発表
・各部署が具体的な行動計画を発表している。丸一日かけて発表する。そこから代表とディスカッションをして計画を立てていく。今回のコロナで目標が達成できないとモチベーションが下がる。地に足をつけた目標を立てるようにしている。今年は四半期ごとに見直すようにしている。皆で達成できるために頑張ろうという形になっている。トップの目標に対して下の者がモチベーションを保てるか大事。

【協議事項】
アンケートまだの方はアンケートを小嶋委員長まで送る事。

【報告事項】
次回は1年のまとめとなります。担当は小嶋委員長。

【講評】
Y氏:会社はやはり人である。人をどう成長させたり、フォローしたりということは、終わりのない苦労である。どこまで頑張れるか。今後もお互いに切磋琢磨して頑張りましょう。どこまで自信をもってできるかである。

【次回委員会開催日】
3月15日 18:00スタート
ZOOMか対面かはコロナの状況しだい。追って連絡する。