紙器組合について -組合の歴史-
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東京紙器工業組合の歴史

東京地区での紙函業は、明治2年、芝琴平町で始めたのが始祖とされるが、明治8年、神田豊島町が始祖ともされる。いずれにしても、紙函業として営業をなすにいたったのは、明治6年以降とする説が有力である。

その後、紙函業は地場産業として発展、明治29年ころ、本所、浅草、深川、などに散在する紙函業者も80名をこえていたようである。このころから同業者間に競争が生じたため、組合が創立された。この最初の組合を東京紙函製造同業本所組合という。明治34年には紙函の増加に伴い、東京市内の業者数は200を超えていた。その後、明治40年には東京紙函同盟会が組織されるに至ったが、結局維持できなくなってしまう。

大正5年、重要物産同業組合法により農商務大臣の認可をうけ、東京紙函製造同業組合が創立された。昭和14年、時勢により東京府紙函工業組合となる。

昭和25年11月、墨田区役所公会堂において、東京都下のほぼ全業者の参加により、私的任意団体として、東京紙器工業組合の前身である、東京紙器工業会が発足した。

現在の、東京紙器工業組合の創立総会は、昭和34年4月に両国公会堂で開催された。



資料 「東京紙器四十年史」(昭和35年刊行)
   「東京紙器業界60年の歩み」(平成21年発行)

東京紙器工業組合


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